セレンディピティは偶然では無く必然:進化という不可能への挑戦


進化とは、不可能への挑戦である。

更により良い物を造る。

生き物の変化の過程。

生き物が生まれ変わる結果とその形。

人間社会のなかで進化の道を歩む。

大きな文字で、進化と書かれた社のポスターには、【切磋琢磨】とも書かれてある。

生き物の社会は、競争社会であり、弱肉強食の生き残りゲームの世界でもある。

過酷な現実。

それが現実。

人間を磨くのは何のため?

人に勝つため?

人間社会は、己自身を磨くためにある。

自己確立を高めるための毎日は、自己満足の人生。

単なるエゴ。

そのエゴなる生き方の最高の形を目指す哲学。

人の不幸の上に、自身の幸せは無い。


進化の過程で、種が生き残る為に必要なことは、

最も「強い」ものではなく、

最も、「賢い」ものでもなく、

最も「変化」したものである。


イギリスの博物学者:ダーウィンの進化論より。



窮地に追い込まれた、苛酷な環境の中で、

人間の持つ不思議な力が発揮できる。


      ※ダーウィンの進化論は変化を求める

人間の中に秘めれた限りない能力。

生き物が持つ究極の本能。

進化。

人間の進化とは、人間社会の中で、人間同士の切磋琢磨という互いに互いを高めあう競争の中で、人間一人ひとりの変化の過程をたどり生まれる。

互いが互いの存在の認めあう。

理解しあう。

人間のセレンディピティを高める世界。


以前、テレビで放送された失敗から成功が生まれるセレンディピティがもたらした、ノーベル物理学賞!についての番組はとても興味ある内容でした。

「運命と、幸運と、セレンディピティは、決して偶然では訪れない。」

セレンディピティ(英: serendipity)とは、何かを探している時に、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉である。何かを発見したという「現象」ではなく、何かを発見をする「能力」のことを指す。(セレンディピティ - Wikipediaより



東京大学、小柴昌俊博士が、ノーベル物理学賞を受賞したのは、「カミオカンデ」の「セレンディピティ」 のおかげによって、「宇宙ニュートリノの検出」という偉業を成し遂げられたことであるという。

本来の目的から、「気付き」によって、更に性能を極限までに高めた「カミオカンデ」が見つけ出した物質の最小単位。

無限の宇宙から降り注ぐ、宇宙ニュートリノを検出したこと。

苦しい時ほど明るくなる。

目指す「ドイツ文学」から、「物理学」への進路の変更は、「あいつはダメだ」、といわれた言葉に対して火がついた、へそ曲がり(?)的な反骨精神精から出たものだそうです。

自身を追い詰めるほど力を発揮する人の典型かもしれませんね。


●小柴博士の言葉

『いくつもの運が、偶然重なった結果だといわれるノーベル賞。
でも、運は、誰にでも平等に与えられている、降り注いでいる。
その、運が、やってきた時に、捕まえられるように準備しているかどうか。』



達観された、とても謙虚で、畏れ多く、有り難い言葉だと感じます。

「セレンディピティ」の獲得とは、常に、努力を怠らない中で、教わるものではなく、己の中からの「気付き」、「気がつくという力」だと説明していました。

そこには、常に「準備」が必要なのだということ。

「準備」の異名が「努力」であり、その具体的な形が、博士の場合は、「カミオカンデ」であったわけです。

「カミオカンデ」の「セレンディピティ」の結果というわけです。

やれば出来る。

失敗を恐れない、失敗から、何かを学ぶ、己の「気付きの力」

「幸運」とは、気がつく為の「準備」をしている者にのみ降り注ぐ。

小柴博士が見つけ出した、ノーベル賞につながる、無限の宇宙から降り注ぐ、ニュートリノの数個を、偶然、検出できたこと。

それは、「偶然」ではなく「必然」の結果だということを博士は、おっしゃっておられるのだと確信します。

そのような意味では、「本当の、真実の幸せは、求める者にのみやってくる。降り注ぐ。」ともいえませんか?

最後に、脳科学者・茂木健一郎氏が、
 
「セレンディピティの基本は、出会い。」

「人と人との出会いが、基本だ。」

ということで結論付けていました。

そうですね。

幸福への準備。

運命を開くことの準備。

己の中の力である「気付き」の準備。

この全ては、「人と人が出会う」ことから始まる。

出合った人から、私の中にある、「何かを気付かせてくれる」、一歩が始まる。

今、私に一番大切なものだと、気付かせてくれました。

やはり、優れた人の言葉には、含蓄のある深い、深い、気付きの言葉が隠されているのだと思います。

そこにも、「セレンディピィティ」が必要なのです。



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