生きた証を残すための夢 「I Have a Dream・私には夢がある!」

今日、NHKの「その時歴史が動いた」で
「I Have a Dream  〜キング牧師のアメリカ市民革命〜」
のタイトルで、再放送していました。

バックナンバー: 「その時歴史が動いた」第342回(NHKサイト)
キング牧師

アメリカ大統領が史上初の黒人
「バラク・オバマ」さんに決まりました。

キング牧師

「I have a Dream.」

「私には夢がある!」
画像:AP

この第一声は、あのキング牧師の振る絞るような声と共に
私の記憶から離れることはありません。

大学受験の時の、教材として
この声を聞いたときから印象深く残っています。

この「I have a Dream.」の言葉は、1963年8月28日、
25万人が参加した歴史的な「ワシントン大行進」の最後に
キング牧師がおこなった演説の中での言葉です。(その時歴史が動いたより)

その当時、黒人は激しい差別にさらされており、
バスに乗ることさえ差別されていたのです。

詳細は↓こちら:http://www.nhk.or.jp/sonotoki/2008_11.html#01

●モンゴメリー・バス・ボイコットについて
人種隔離法に基づいたモンゴメリーの市バスの乗車ルールでは、前方に白人専用席があり、黒人はそこに座ることは許されず、さらに白人席が満席になると、黒人は白人に自分の席を譲らねばならなかった。1955年12月1日、バスに乗車した黒人女性、ローザ・パークスは、運転手から「席を譲れ」と言われたが応じず、白人に席を譲ることを拒否。その日、ローザは逮捕された。この逮捕によって、モンゴメリーの黒人たちは差別への抵抗を示そうと「バス・ボイコット(乗車拒否)」という行動に出る。キングを中心としたこのボイコット運動は381日間に及び、1956年11月、ついに連邦最高裁はバスにおける人種隔離を定めたアラバマ州法とモンゴメリー市条例を違憲とする判決を下した。このバス・ボイコットは、その後の公民権運動を急速に高める画期的な事件となった。



黒人達がその差別に反対し「バスの乗車拒否運動」を続けている最中に、

ある黒人の老婦人が道を歩いているのを見かねて、
「乗っていきませんか?と声をかけたところ

その時、番組の画面のテロップには、

「いいえ、私は、歩きます。」

「私が歩くのは、自分の為ではない、・・・」

との言葉と共に、ナレーションが続いていました。

私は、「ふ~ん」
自分の為でなければ、「他の人の為」でしょ。

・・・なんて、どうせ、わかりきった嘘っぽい、偽善的な言葉が続くのかなと思って
ナレーションを聞きながらテレビを観ていました。

そうすると、バスに乗らずにあるき続けようとしていた老婦人の、
その後の言葉が、


「わたしは、自分の子供、そして孫の為に歩くのです。」


その時、強く生きている人の本当の「言葉」と、
その言葉の中の大きな「愛」を感じました。

強い信念の自分の生き様が、
やがては後を継ぐ人たちに受け継がれていく。

人が生きて、そして死ぬ。

でも、後には、
その生きた証を受け継ぐ人がいる。

人が生きて受け継ぐ人に残せるもの。

それは、
前向きに生きたその姿、「生き様」ではないでしょうか?

「I have a Dream」も力強い言葉ですが、

私は、この言葉を聞いて更に感動しました。

「白人と黒人の対立」から「対等」のへ。

そして、理解と対話と1人の人間として。

一人ひとりの意識的な運動がやがては大きな波となり、
うねりとなり、無意識に変っていく流れ。

この一連の運動も、1人が、そしてまた、1人が立ち上がることから始まる。

1人の力は、小さくもあり、
しかし、大きくもあり、偉大である。

そんな風に感じました。


そんな、長い歴史の積みかねの答えが、
オバマさんに象徴されるのではないでしょうか?


『We Shall Overcome(私たちは打ち勝つ)” 』
これは、「公民権運動を象徴する歌として、
次第に世界中で歌われるようになった」歌です。


生きる!勝つために生きる。

本当にそう思います。
様々な、自身の課題に向かって、
「私は打ち勝つ!」

「夢がある限り!」

「I have a Dream」

生命(いのち)から出た言葉って、
   本当に命に響くものなのですね。


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コメント
こんにちは。はじめまして。
ブログを読みました。1963年のキング牧師。
この年のことを私も同日にブログを書きました。
アメリカの期待の星だったケネディ大統領が暗殺される約3ケ月前の演説ですね。この番組は私も見ました。長い歴史を経て黒人大統領の登場ですね。
「We shall over come」
「I have a dream」
持ち続けたいものです。

このキング牧師も暗殺されたのですよね。それも時代というものでした。
でも、負けなかったんですよね。そして打ち勝ったんですよね。

また、寄らせていただきます。
2008-11-23 日  00:30:59 |  URL | みつなり #DS51.JUo [編集]
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