名字の言 - 老いの苦しみとの同苦

今日の名字の言-6月4日

 昨年末、95歳の母の最期を看取った京都の婦人部の方から、便りを頂いた。認知症の母を義妹と共に介護して19年。だが当初は、混乱する母に振り回され、不安と苛立ちが募った

その頃、本紙連載の池田名誉会長の「『第三の人生』を語る」に投稿。名誉会長は「お母さんは、80歳を超えて生きてこられたのだから、どこかに欠陥が生じないほうが不思議なんです」「老いの苦しみと同苦していくなかで、一ミリでも自分の人生が深くなったといえれば、それが勝利なのです」と激励を

すーっと心が軽くなった。真正面から母を受け止めようと決めた。時を置かず、母に穏やかさが戻っていた。仏法の「一念三千」を肌で知った現在連載中の「ほがらか介護」に“介護体験を分け合おう”とあった。何より介護する方の休息のため。また介護体験は「生」の意味を再考する契機にも

だれ人も避けられない生老病死の苦悩。この四苦を、生命の一念の強き転換によって、常楽我浄の四徳へと変えていけると仏法は説く。宿命に泣く人生から、使命に戦う人生への転換である。「母は無言で、私自身の短気で融通の利かない性格を変えてくれたのです」と亡き母に感謝を綴った娘。生死を超えた荘厳な劇に喝采を送りたい。(進)
(聖教新聞 - 名字の言より)




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