従藍而青(藍よりして而も青し)【名字の言】

師を師と仰ぎ師を超えて弟子が成長する

今日の名字の言-6月16日

 漢文が専門の大学教授と懇談した折、「従藍而青」(藍よりして而も青し)が話題に。青は藍から出て、しかも藍よりも青い――師を超えて弟子が成長する例えである

ある時、教授の恩師が尋ねた。「弟子が師を超えることが本当にあるか?」。学び続ける師のもとでは、弟子は追いつくだけでも相当の努力が必要である。もちろん教育者として、教え子が自分より偉くなるのは喜ばしいことにちがいない。その上で、自戒を込め、師弟共に精進を重ねゆく姿勢を訴えたかったのだ。

二人は、この例えが出てくる『荀子』の冒頭「学は以て已むべからず」を確認し、向上し続ける決意を固め合った。一方、職人の世界の師弟。鵜飼い見物の木造遊覧船を造る船大工の言葉が目に留まった。広島・三次市の無形文化財技術保持者。弟子の心構えとして「弟子は、一生弟子じゃ」と、75歳の熟達者が断言していた(地域情報誌「Busport」6月号)。

仏法では、宿縁深き弟子は「常に師と倶に生ず」と説く。池田名誉会長も「一生涯、戸田先生の弟子」と、師弟の絆に決意を込める。知識が増す。技量が上達する。あるいは地位が上がる。それでも決して驕らず、“弟子の生き方”を貫く人生こそ、真の求道者の誉れである。(杏)
(聖教新聞 - 名字の言より

【名字の言】人生を確かに生きるひとしずく

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