苦しみも楽しみも人間の創造力~名字の言

今日の名字の言-6月22日

 貧しいスコットランド移民から出発し、自らの汗と努力で鉄鋼王となったカーネギー。彼が「大きな教訓を得た一つの物語」がある。

一人の老人がいた。不幸に見える一生を送っていた。同情する人々に、老人は明るく答えた。“本当に苦難の道でした。しかし不思議なことが一つあるんです。「10」の苦難のうち「9」までは、予想したほど、ひどくなかったんですよ!”

カーネギーは、この話に強く共鳴し、「人間の苦悩の大部分は想像のなかにあるだけで、笑ってふきとばしてしまえるものが多い」と書いている(坂西志保訳『カーネギー自伝』中公文庫)。現実に起きるかどうか分からないのに、悪い場面ばかりを想像して心配していては、何もできない。

人生に失意の体験はつきものであり、その体験を次に生かすことが成功への鍵である。だから、まず行動しよう! 「いつかやろう」と先へ延ばす限り、「いつか」は永遠に訪れない。広宣流布の活動も同じ。動きに動き、語りに語る――行動こそ仏法者の魂だ。

大聖人御自身、「この法門を語ってきたので、他の人とは違って、多くの人に会ってきた」(御書1418ページ、通解)と仰せである。広布と人生の最高峰へ、「行動王」と輝く一人一人でありたい。(川)
(聖教新聞 - 名字の言より)

【名字の言】人生を確かに生きるひとしずく

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