筆談ホステス「辛いが幸せに」

筆談ホステス・「辛い」が「幸せ」に変わる「一本」を埋めるもの

辛い」、という文字の上に「一本」の横棒を足せば、「幸せ」、という文字に変わる。

  TBS系の実話に基づいたドラマ『筆談ホステス』




 「耳が聞こえない娘がなぜ日本一になれたのか?

  そこには母との壮絶な愛と涙の感動秘話が合った。」の中での筆談の、一コマ。


でも、この「一本」を足すために、

現実における多くの苦労を乗り越えなければならないわけ。

言葉に心を足すことの難しさ。

青森から上京し、銀座で一番のホステスになるまでの苦労。

その苦労を乗り越えるための支えになった、母の言葉。


彼女の宗教は、母の言葉。

なんでもいいから障害を乗り越えて「一番になること。」

障害があるが故に、敢えて厳しく育てた母の愛情。

その愛情に応えようとするが故に、自身の障害と闘い、

そして、一時は、現実に翻弄され、諦める。

しかし、彼女の前向きに生きようとする生命の傾向性は、

偶然の出会いを一期一会とし、

自分の中で運命を開く出会いへと変えていくことが出来る。

そこには、障害を乗り越えて現実を生きていこうとする勇気ある自立心が見える。

強い生命力。

その自立心を呼び覚ますものは、

母の与えた「宗教」(言葉)に基づく「信仰心」でもある。


しかし、母に対する信仰心が、

その母に、理解されないことに対する葛藤と心の屈折をうむ。

それでも、彼女は自分の生きる道を自ら切り開いていった。

母が反対するホステスという水商売で。

窮地に落ちた、死に向かう人の命を、

筆談という言葉に、心を伝えることで勇気を与え救う。

心を言葉で伝える。

言葉に心を託す。

彼女のホステスとしての仕事は、

障害を背負って生きる強い生き方を示す人生そのもの。

とても尊いと感じました。


娘と母の和解の瞬間。

娘「お母さん。うんでくれてありがとう。」

母、「お母さんを許して。」

母、「一番!おめでとう。」

それは、彼女の母親に対する信仰心の確立。

また、言い換えれば、固い愛情の絆。

私が、この世に生を受けた、その最も縁の深い、ふたり。

その両親の愛情こそ、最高の「宗教」なのかもしれません。

与えられた「愛情」こそ、己にとって最も大切な「信仰心」。

その核の無きが故に、深い「哲学」に縁する必要があった。

私には、その宗教が存在する為の意義があった。

己の生命を、己自身で救う信仰。

その深い「哲学」に縁するためには、両親が必要であった。

私の多くの葛藤と迷走の末に行き着く答え。

わたし、「お母さん!うんでくれてありがとう!」

幸せに生きる道を求める生命。

その道を生きられる生命。

使命。

使命は求める者に与えられる。

求めなければその使命を知ることは出来ない。




『名字の言』について~人生を確かに生きる


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