「The Thing 」:乗っ取られた人間が生きる世の中

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宇宙からの未知の生物によって、人間の体を次々に乗っ取り、アメーバーのように増殖していく生物のSF・ホラー映画

暮らしと生活の中で、何かあるたびに、「忙しい」を連発する時。

忙しいという文字は、誰でもわかる通り見ての如く「心を亡くす」と書く。

忙しいという思いは、誰にでも平等に与えられた時間に対する強迫観念。

時間に追われる続けることによって、忙しいと感じるその心は、時間に囚われた心を映し出す。

簡単に言えば、時間の奴隷。

言い換えれば、時間という見えない【もの】に、己の心が乗っ取られている状態。

普段の暮らしと生活の中で、日常の些事に流されて、大切なことを見失っていることなんて日常茶飯事のこと。

その日常茶飯事であるどうでもいいことの些事に、大切なことを見失っている言い分けを無意識の内に、忙しいという言葉を使って正当化しようとする人間の持つ本能的な卑怯な言い分けに、何一つ疑問の余地を挟み込めなくする人間社会の暮らし。

『The Thing』

この人間社会の大方は、既に、多くの人間が、『The Thing』。

何かの【もの】に乗っ取られた人間ばかりなのかもしれません。

世の中の暮らしは、己の心が、乗っ取るか、乗っ取られるか。

見えない細胞の世界で、アメーバー的な増殖を繰り返している。

現実の更にもっと現実では、実際、見えないところで、恐怖なことが起こっているわけです。

あなたの知らない、気がつかない湿った薄暗い場所で、太古のはるか昔からゴキブリ達が増殖し続けるように。

今の世の中は、乗っ取られた人間が生きる世界なのかも。

こわやこわや。







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