去るものは追わず【卒業】:残されるもの


現実のこの世を、「死」と言う形で去る。

人間社会の中で、1つの組織を去る。

「去るものは、追わず」

「去る者は日々に疎し」なんて事を言うけれど。

人間社会の中の組織を去った者のあと、その残された者達の社会。

去った者の存在が大きければ、大きいほど、寂しかろう。

また、その去った者の存在の穴を埋めるのは、大変な事であろう。

残された者の苦労。

去る者の気持ちよりも、残された者達の気持ち。

その苦労を乗り越え、気持ちを整理して、平静を取り戻すために必要な時間。

現実を生きる人間社会は、その社会を卒業するという1つの過程を辿る事で、卒業した者とまだまだ、そこに存在し続ける者達の大切な節目となる。

それは、身近な「死」と言うものを乗り越える事によって、己の「死」と言うものに直面すると言う事の模擬訓練に近いように感じる取る事が出来る。

人間社会の中で、人間を理解しようとして生きる。

去った者達の理由如何を問わず、残された者達は、その節目を謙虚にそして、懸命に生きるということの大切さと、人間が生きるということに対する悩みや苦しみを解決するための明かりを灯すヒントと、その答えを人間が現実を生きるということの道理を導き出すための己自身の信仰心を開くことが出来る。



本因妙・今を生きる | Trackback:(0) | Comments:(0) |-
コメント
コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


Copyright © 桜梅桃李・世界に一冊のメモ帳 All Rights Reserved. Powered By FC2. 
skin:桜梅桃李:今を確かに生きるヒント