働かざる者食うべからず


『働かざる者食うべからず』なんていう、今の世の中では、通用しない、到底、意味のない死語がある。

「働かざる者食うべからず?」

「働きたくても働くことが出来ない人間もいるんだよ!」

「働かなくても、好きなものをたべていくことだってできるんだよ!」

働こうが、働いてなかろうが、人間は食べないと生きては行けない。

これが、物として生きる人である道理。

「働かざるもの食うべからず」っていうのは、おれは働いているから食べる事が出来るんだ。 

あなたは、働いていないから、食う資格さえない。

あなたは、人間とし社会に存在する価値も無し。

「働かざるもの食うべからず」

なんてことを言う人間の今というこの世をすべての人間が生きるということについて、思いを巡らすことのない、全くセンスなしの人間の言葉だ。

まるで、奴隷社会を貴ぶ世の中を賛美するかのような時代錯誤も甚だしい。

「働かざるもの食うべからず」

こんな言葉は、他人に対して使うような言葉じゃあない。

しかしながら、生きるためには、経済的な収入が無ければ生きてはいけない。

世の中の社会経済のシステムの中では、当たり前の原理。

労働に対する対価。

その対価にもいろんなものがある。

人間が、「働くということ」に、間違ってはいけない。

私たちは、「働かせていただいてる」のだ。

サラリーマンであろうが、自営であろうが、主婦であろうが、学生であろうが、自らが働ける環境があるというそのお蔭。

生きている人間の今、それぞれの役目を果たすことを働くという。

社会、地域、世間というその場所、環境があるから働ける。

働かせてもらっている。

世の中のシステム。

家族というシステム。

働かざる者食うべからずなんて言う間違った諺(ことわざ)は、早く取っ払ってもらいたい。

働かせていただいて、そして、食べさせていただいてる。

「おれ」が働いているから家族が食べていけるのに、「美味しいもを食べていけるのは、いったい誰のお蔭だと思ってやがるんでえ!」

なんて、夫婦げんかの時に、旦那が使う常套文句、鬼の首でも取ったかのような、決め台詞を吐く最低な馬鹿男。

じゃあ、一体、だれが、あんたの食事をつくったり、パンツを洗っているんだとういうんだい?!

いつの間にか、人間というのは、感謝という思いを、今を生きている内に、己の人生の過去に置き去りにしていく。

一回、過去を振り返てみよう。



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