何も言わない父が、今、わたしに語る現実の姿

いくつになっても、親が生きている限り、私は子供。


わたしは、お父ちゃんの子供。


お父ちゃん。


自分は、いつになったら親より、親らしくなることが出来るんだろうね。


でも、こうしてお父ちゃんと呼んでいる私は、やっぱり、あなたの子供。


こうして病室で意識の無いまま寝ている父。


でも、今、懸命に自分の病と闘っている。


世界の誰よりも、今、一番頑張っているのは、私の父。


お父ちゃん!


何も言わない父。


口からは酸素を取り入れるための管が入っている。


眠ったままの父。


でも、今、父の気持ちが一番よくわかる。


一生懸命に子供の為に、人生を生きてきた父。



何も言わない父なのに、私には、父がこれまで私に言いたかったことがよくわかる。


こんな姿にならなければ、私には、父のことを理解することが出来なかった。


お父ちゃん、本当にごめんね。


親不孝なわたしを許してね。



明日も会いに行くよ。


お父ちゃんを信じているからね。


生きようとして懸命に闘っているお父ちゃんの姿から勇気が湧いてくる。


絶対に、どこまでも、奇跡を起こしてくれることを信じる。


そのために、わたしに出来る事をさせてね。


お父ちゃん。


今、苦しいね。


今、辛いね。


でも、今、生きようとしてくれてるんだね。



頑張っているんだね。


ありがとう。


また、明日。

父へ  | Trackback:(0) | Comments:(0) |-
コメント
コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


Copyright © 桜梅桃李・世界に一冊のメモ帳 All Rights Reserved. Powered By FC2. 
skin:*cuteblog*