「謝らない、申し訳ないと思わない」父の闘病記録:入院から50日

2012年3月3日:土曜日


父の病気の為に、わたしは、姉がオーストラリアの家族のもとへ帰って行った後も、毎日、毎日、通い続ける。



自らの意志で通い続けてきた。


「父が今頑張っているから、わたしも頑張ろう。」


「父を応援したい。」


それが、今、

わたしの心の中には、


「行かなければならない」という思いに変わっている。


「行きたい」という思いから、


「行くんだ」という思い、


そして、


「いかなければならない」



毎日続けていることを途切れさせることが、怖い。



「今日は、父のところへ行きたくない。」


「休みたい」



「今日、父の病院へ行かない」ということが、とても後ろめたいことに感じる。


なんで?


自分の心に強いストレスを感じる。



自分は今、なんのために一日、一日があるのだろう。


自分を失いそうになっているのだろうか?


自分に楽をさせてあげることに対する罪悪感。


父の付添い、見舞いに行かないということは、弱い自分に負けているのだろうか?



いや違う。


今日は、父の見舞いには、行きたくない。


合いに行きたいわけじゃあない。


でも、もう行きたくないんだ。


だからといって、誰にも、何に対しても、もう、


「ごめんね。」なんて思わない。


思いたくない。


「申し訳ない」なんて思わない。



おとうちゃん、分かってくれるよね。


いつも、そばにいるよ。


おとうちゃんは、わたしの心の中にいる。


だから、そばにいなくても良いよね。


自分が自分である時間を頂戴ね。


・・・・。


だから、謝らないよ。



今日は、朝だけ。

家族

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